探偵ラリレロ − 連続殺人を解決セヨ!
- 2010/01/18(月) 22:57:07
最近、我が家で殺人事件が頻発している。今日も被害が出てしまった・・・。
「これで何人目だろう・・・」
捜査に行き詰った私は友人を訪ねて大学の物理学教室に向かった。
「・・・というわけなんだ。関係者は多いが犯人の目星もつかないんだ。」
「犯人を見つけるのは君の仕事だろう? 私はそんな非論理的なものには全く興味が無い。」
「そう言わないで協力してくれよ。」
「次の講義に行かなくてはならない。失礼するよ。」
「待ってくれ!・・・事件が解決したらあの素人鉄人の料理を御馳走したいんだが」
歩きだしていた物理学者は突然振り返り、そしてまわれ右をして言った。
「何をしてるんだ。早く現場に案内したまえ!」
事件の現場を見ながら、学生からは「変人ラリレロ」とあだ名されている物理学者は言った。
「ふ〜ん、なるほど被害者は彼だったのか・・・」

「そう、Tまごっちだ。かなり前からあって、最近電池を取り換えて復活した。」

「ちなみに私は彼のことを“ゴッチ”と呼んでいる。あ、カール・ゴッチ(※)のことではないが。」
(※分かる人は少ないと思うがプロレスの神様と呼ばれた名レスラー)
「そんなことは聞いていない。彼の世話をしていたのは?」
「おもに次女ふしぎちゃんだ。それから三女もときどきおやつをあげていたようだ。」
「それと・・・この連続事件の発見者は長女が多いんだ。そんなわけで関係者は3姉妹だ。」



「ほぉ、なるほど! 面白い。実に興味深い。」
「で、何かわかったのか?」
「いや、サッパリわからない。」
そこへ次女ふしぎちゃんがやってきて「たまGっち」をリセットして新しい「彼」はタマゴ状態になった。
ラリレオはそれを見ながら聞いた。「Tまごっちの世話は確か、電子音が鳴ってトイレや食事の世話をするんだよな?」
「そうだがそれが何か?」
その時!
あのテーマ曲が鳴り響いたかと思うと、探偵ラリレロは近くでお絵かきをしている三女の色鉛筆を取り上げ、座り込んで落書帳に夢中になって書き始めた。なにかの数式のようだ。
そして書き終えるとメガネを押さえて考え込むいつものポーズをとりながら立ちあがった。(なるほど、そういうことか!)
「何か分かったのか?」
「いや、まだ仮説の段階だ。正しいかどうかは実証してみないと分からない。」
その時、長女がやってきて言い放った。
「あ、また
ふしぎちゃんが、殺したんやろ?
もう、何匹殺したら気がすむねん!」
「・・・」
「・・・事件は解決したようだ。」
探偵ラリレロ、自ら事件を解決したことは
・
・
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一度も無い!(爆)
by念のためラリレロの推理が聞いてみたいぞ!のふしぎ男
私は真ん中の小説だけ持ってたりします!(笑)
探偵ラリレロ − 暗号を解き明かせ!
- 2009/12/22(火) 21:56:59
「れんらくちょう」をランドセルに入れるのを忘れたふしぎちゃん。
次女ふしぎちゃん@2年生
先生に紙を借りて何やら書いてきたようです。
れんらくちょう・・・のかわりか?
しかし・・・
問題の暗号
意味がわからない・・・暗号かと思ってしまう。
では探偵ラリレロ先生にこの文章の意味を解き明かしてもらおう!
「先生、どうですか?」
「う〜ん、サッパリわからない。しかし・・・実に興味深い!」
最初の謎は「手(のマル囲み)」そして「なし」の文字。
そのまま読むと「手が無い」ことになってしまう。
この「手」とは・・・?
・
・
・
そのとき!
あのテーマ曲♪が流れたかと思うと、この物理学者は突如紙切れの裏に何かを書き始めた。
方程式のようだ。
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・
そして!
しばらく一心不乱に書き続けていたかと思うと顔を上げて立ち上がった。
「まず最初の日付だがこれは122月ではない。分かりにくいが12・21と書かれている。月は曜日だ!」
「そして、手に丸印の意味だが・・・これは手紙の事だ!つまり、この日は保護者への手紙はないということだ!」
「さらに次の1(のマル囲み)だが・・・」ここで天才物理学者は大きく息を吸い込んだ。
「“1”は数字の1ではなくひらがなの“し”だ!」
「そして“し”とは宿題のことだ!」
なるほど、そう考えれば全ての説明がつきそうだ。
【宿題】
かん字 = 漢字ドリル
さんプリ= 算数のプリント
音読 = 国語の教科書の音読練習
九九 = 九九の練習
おおっ!見事な推理だ!!
「で、その考えに間違いはないのですね?」
「・・・いや、まだ仮説の段階だ」(爆)
そんなふしぎちゃんのテスト問題を続き記事にてまたまた大公開!
探偵ラリレロ −ぽぽちゃん遺棄事件
- 2009/01/18(日) 21:44:43
その事件が起こったのは1月の寒い休日の午前中のことだった。
第一発見者は私、ふしぎ男。
被害にあったのは赤ちゃん人形の「ぽぽちゃん」
長女の代から使っているかなり年季の入った人形だ。
それがこの日は無惨にもハダカに剥かれて放置されている!
私はこの事件のナゾを解きたくて友人の彼を訪ねることにした。
彼は大学で助教授をしている、専攻は物理学だ。
人は彼を探偵ラリレロと呼ぶ!
「というわけで頼むよ。」
「人形の遺棄事件だろ? 私はそれほどヒマではないんだ。」
「それに、犯人捜しなどという非論理的なことには全く興味はない」
「そう言わずに頼むよ」
「悪いが力にはなれそうもないな」
「そうか、残念だ。ウチにきたら料理の素人鉄人の新しい創作料理があったんだが・・・」
「何をしている?君の家に行くんだろ?早く来たまえ」
こうして、天才物理学者は事件に協力してくれることになった。
現場はソファのすぐ横だった。「ぽぽちゃん」はまだ横たわっている。見かねた捜査員がタオルを掛けてくれていた。
「どうだ?何か分かったか?」
「はっはっは・・・さっぱり分からない」
「お前が現場を見ても何もわからん、か・・・」
ふしぎ一家は5人家族。ただし奥様はちょうど買い物に出ており犯行時刻の午前10時から11時の間は留守にしていた。(これは立ち話した近所の奥さんが証言している)
他に犯行時刻に家にいたのは三姉妹。今はそれぞれテレビを見たりお店屋さんごっこをやったりしている。
「時に聞くが・・・キミは犯行時刻に何をしていたんだい?」
「えっ!まさか私が犯人だなんて言うんじゃないだろうな。私はこんな酷いことはしない!」
「別にキミを犯人だと言っているわけではないが、関係者には全員話を聞く必要があるからね」
「・・・私は他の部屋でパソコンをやっていた。ブログをやっているので記事を書いていたんだ」
「ふふん。なるほどね。ところでキミは事件の第一発見者だったね。何時頃の事だい?」
「あれは、11時を過ぎていたな。 ちょうど記事を書き終えてこの現場に来て見つけたんだ。」
「そのとき何か変わったことは?」
「いや特に・・・。あ、そういえば!」
「そういえば?」
「やっぱり今日は寒いなと思った!」
「なるほど・・・面白い!実に面白い。」
ふと私はぽぽちゃんの近くに落ちていたあるモノを手に取った。

「ふしぎ男くん、それは?」
「あ、これ? プリッツだよ。 東北地方限定なんだ。 ずんだ餅って知ってるか?」
それを見ていた学者先生は考え込んでいる。
容疑者は3人! いや、私も容疑者ということになっているらしいから4人だ!
いったい、誰が犯人なんだ?



その時!どこからかあのテーマ曲が流れ出した♪
と同時に、ラリレロ先生は、曇った窓ガラスに取り憑かれたように指で何かを書き始めた。
何やら数式のようだ・・・どんどん書いていく。ふしぎ男には意味が全然分からない。
そして・・・一通り式を書き終えた後、満足したようにうっすらと笑みを浮かべた。
「先生、何か分かったのか?」
「まだ仮説の段階だ」
その時!
ちょうど現場にやってきた三女がまだ放置されているぽぽちゃんを見て叫んだ!
「これ、○○(三女の名前)がやったんで!」
「へ?自分でやったの?」
「うん!(きっぱり)」
「・・・」
「やっぱり仮説は証明されたようだね」
・
・
・
こうして、事件は容疑者の自供により無事に解決したのである。
ふしぎ一家を襲った怖ろしい事件はあっけなく幕を閉じた。
ぽぽちゃんには、ちゃんと服が着せてあげたことは言うまでもない。

探偵ラリレロ、事件のナゾを解明したことは・・・
まだ無い。(爆!)
(終わり)
byもうラリレロ先生は呼ばないぞ!のふしぎ男
【あとがき】
探偵ラリレロ − コッピーのナゾを解け!
- 2008/10/10(金) 22:45:14
新ユニット「コピいとうとコッピー&ブルー」の結成で
彼らのことはしばらく記事にしなくていいやと思っていたら
またもや大事件発生!
メンバーのコピ林幸子(衣装がスゴイ)とコピ川憲一(たぶんサソリ座)が
水死・・・。
私は、原因を探ろうとしたが何もわからないので、
自称天才数学者?のガリレオラリレロ先生
に調査を依頼することにした。
どっかで聞いたような先生だ・・・
ラリレロ「私は水死事件なんかに興味はない」
ふしぎ男「とにかく頼みますわ、また同じような事件が起こったら困るし」
ふしぎ男「それに・・・もし解決できたら、あの滅多に料理を作らないさすらいの素人鉄人の料理をご馳走するから!」
ラリレロ「何っ!本当か? ・・・とにかく現場には行ってみよう」
・・・というわけで、ラリレロ先生と一緒に水槽に向かった。
第一発見者は三女@2歳児。 彼女は今朝、「コピいとう」たちにエサをあげている。
異常を発見したのは10月10日の午後5時頃。
三女の「動いてないでぇ」の声に寄ってきた長女の話によると
もう一人のコピ川憲一(おそらくサソリ座)は底にたたずむように死んでいたという。

現場の状況
ふしぎ男「どうだ? 何かわかるか?」
ラリレロ「さっぱり分からない・・・。面白い!実に面白い」
ふしぎ男「何がおもろいねん? サカナ
ラリレロ「私はサカナの感情には興味がない」
ふしぎ男「この2人にはステージの衣装を巡って確執があったという噂があるんやけど」
ラリレロ「だから私はそういうサカナの感情など非論理的なことには全く興味がない」
ラリレロ「・・・でも前にも死亡事件があったそうだな?」
ふしぎ男「あぁ、コピ川清ね。 彼は水死ではなく水槽から飛び出したんだ。 それとコッピーファイブの他のメンバーのときは 2つの水槽に分かれていたんだけど、同じ水槽の3人が全部水死した。」
ラリレロ「その時、何か変わったことは?」
ふしぎ男「別にないで。 水替えもしたばかりだったし。 エサもあげてたし」
ラリレロ「2つの水槽で同じようにか?」

引っ越し前の2つの水槽(今はもっと大きい水槽)
ふしぎ男「そう、何ともなかった3人の水槽は私がエサをあげたし、全滅した3人のほうは・・・次女ふしぎちゃんがあげてたし」
ラリレロ「酸欠や病気ということはないのか?」
ふしぎ男「以前もそう考えて5人には今はこんなに大きな水槽だ。 それに病気なら感染して全部死ぬはずだ」
・・・何かを考えていたラリレロ、急にふしぎちゃんの「おけいこちょう」を広げてなにやら数式を書き始めた。

ラリレオはおけいこちょうに書くんだね
そして何枚目かに式を書き終えたとき、顔を上げた。
ふしぎ男「・・・何かわかったんでっか?」
ラリレロ「いや、まだ仮説の段階だ。」
(続く・・・かどうかわからない)
by今回は大作だ!のふしぎ男
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